G5熱暴走？

市原様
先日、知人が整備品としてアップルストアからG5/1.8G Dual+ RAM512MBを購入した際、基本的な設定などの手伝いに呼ばれたのですが、マシンがフリーズを繰り返すためにデータの移動などの作業が一切進まず、作業を中断してニューヨーク市のApple Store SoHoに持ち込む羽目になりました。
症状としては、出荷時状態であるにもかかわらずクラッシュのきっかけが非常にランダムなこと、CD-ROMから起動してもクラッシュすること、PRAMザップが全く効果がないこと、マシンを休めたあとの起動直後は正常に動作すること、また、休めない状態でリスタートしても、直後にクラッシュしたり、或いはリスタートそのものができなかったりすること、等がありました。
システムインストール中や終了プロセス中のハングなど、日ごろあまり見ない現象も特徴的だったと思います。また、フリーズ後、何度か冷却ファンがフル回転になったことも確認しました。
考えられることはCPUのオーバーヒートくらいしかなかったので、「G5 熱暴走」をキーワードにリサーチしていて、このサイトにたどり着きました。
アップルストアでのHardware Testやシステムのユーティリティー等をいくらかけても何も異常は出ないのですが、最後にCPUに負荷がかかる状況を再現してみたら、ものの３分でフリーズしました。
担当者は「オーバーヒートだ」とは言いませんでしたが、ようやく「なるほど、ハードの問題ですね」という診断を下していました。
僕としては、好奇心もあり、もう少しディテールのある診断を聞きたかったので「ラジエターの組み付けに不備があったのでは・・・」と突っ込んでみたのですが、その辺は言葉を濁されてしまいました。きっと、当てずっぽはしてはいけないという社員教育でもされているのだと思いました。
フリーズした私たちのG5を眺めながら、”You win! Now, you guys are feeling great.” （お客様の勝ちです。よかったですねー。）とのこと、「やれやれ」って感じです。