毎年恒例になっている福井県池田町のコムニタへ1泊2日の旅行.ちなみに去年のエントリはこれ.今年も雨.去年よりも強い雨.この雨の中を車で東へ北へ.
池田町の着いたのが12時頃.ここはおそばも有名で「一福」というおそば屋さんで食す.ここの一番のオススメは塩だしのおそろしば.これはほんとにおいしいです.これを食べに県外からわざわざいらっしゃる人もいるそう.
福井はちょうど今時分国民文化祭・ふくい2005を行っていて,池田町も国民文化祭・池田町「能面の祭典」というイベントをやっていた.今回はこれを拝観するのがメイン.イベントでは能面のコンテスト(?)や実際に能・狂言の鑑賞会があったりと,好きな人にはたまらない感じ.ちなみに,能や狂言を観るのは初めて.
狂言は「六地蔵」という演題.一種のコメディ.台詞は古語なんだけど,だいたいは意味が分かるので,面白かった.能のほうは「黒塚」.こちらはほとんど台詞が聞き取れない.動きも狂言に比べると地味でちょっと眠気が(失礼).なんか山姥みたいな話だろうなというのは,分かったのだが.細かいところはさっぱり.あとでネットで調べるとだいたいのあらすじはあっていたけど.やっぱりこういうのは観る方の知性(知識)を問いますね.ちなみに月並みな感想だが,やはりこういう日本の伝統というものに我々ももっと興味を持って,楽しむようなことを普通にできるようになることが大事だと思う.つまり日本の文化をきちっと外国の人に説明できるのが国際化.何も英語がしゃべることが国際化ではない.
夜は初めて冠荘という宿にある外湯につかり,コムニタで例年どおりおいしい食事をいただく.里芋もこの大きさ!