空港にて/村上龍

 リエゾンの準備,読書.昼寝.
 「空港にて/村上龍」は読み終えた.やはり著者が言うように,納められた短編の中では「空港にて」が一番よかった.キーワードである「希望」をぐっと感じる事ができる.すべての短編は一瞬の間に主人公が考えた事をだらっと書いたものであるが,さすがに構成が巧みで「だらっ」と書いているのに飽きさせない.つまり「だらっ」とは書いていないという事か.
 現在は「空海の風景/司馬遼太郎」を読書中.仏像ー>東寺ー>密教ー>空海というつながり.ちなみに司馬遼太郎は初めて.歴史物は苦手だが,この本は読みやすい.

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